FX基礎知識

FXトレードの定番!移動平均線の使い方とメリット、デメリット

FXに挑戦するためには、ある程度の資金も必要ですが、それ以上に最低限の知識が大切になります。

FXを始めるうえで身に着けておくべき知識はたくさんありますが、特に大切なのは、「移動平均線」です。

そこでこの記事では、FXに挑戦する上で重要な移動平均線の使い方と、メリット、デメリットについて詳しく解説していきます。

 

Contents

そもそも移動平均線って何なの?

移動平均線というのは、特定の期間内における終値の平均を表示した線です。

例えば、10日移動平均線を見ると、10日間の終値平均を確認することができるのです。

この移動平均線というのは、どの業者のどのツールを使っても、デフォルトで組み込まれていることが多く、かなり定番の指標だと言えます。

 

なんでFXのトレードでは移動平均線が人気なの?

移動平均線が、ほとんどのツールでデフォルトに設定されているのは理由があります。

それは、

「トレンドを把握しやすくなるから」

です。

移動平均線を見るだけで、

「全体的に下がっているのか」
「全体的に上がっているのか」
「横ばいなのか」

など、その時のトレンドを理解しやすくなり、トレードタイミングなどの判断材料になるのです。

 

移動平均線には種類があるって本当?

そんな移動平均線には、いくつかの種類があります。

では、それぞれの種類について詳しく解説していきます。

 

単純移動平均線

まずは、単純移動平均線です。

これは、SMAと呼ばれることもあるのですが、この英語表記は、

・Simple Moving Average

の頭文字から来ています。

 

これは、名前の通り特定の期間の終値を、線で結んで表示したもののことを指します。

単純移動平均線という言葉をよく聞く人がいると思いますが、これはいくつか種類がある移動平均線の中でも、最も人気が高いと言えるのです。

 

指数平滑移動平均線

続いては、指数平滑移動平均線です。

これは、EMAと呼ばれることもあるのですが、この英語表記は、

・Exponentially smoothed Moving Average

から来ています。

ただ、別に英語表記については必ず覚えなければならないということではありませんので、参考程度に頭に入れておいてください。

この移動平均線は、特定の期間の終値平均だけではなく、直近の値動きに重きを置いて計算をして、それを基に算出したもののことを指します。

この移動平均線を使うことで、先程の単純移動平均線よりも早めにトレンドを追うことができるようになるのです。

 

加重移動平均線

最後は、加重移動平均線です。

これは、WMAと呼ばれることもあり、

・Weighted Moving Average

から来ています。

この英語表記についても、必ず覚えなければならないというわけではありませんので、安心してください。

これは、先ほど解説した指数平滑移動平均線と同じく、特定の期間の終値平均だけではなく、直近の値動きに重きを置いて計算をしています。

ただし、計算方法が違います。

簡単に言うと、加重移動平均線というのは、平均をするだけではなく新しい価格に加重をかけて計算をしているのです。

 

これら3つの特徴が異なる移動平均線をバランスよく活用することで、トレンドをスムーズに読み取り、トレードに活かしていくことができるでしょう。

 

移動平均線のメリット、デメリットは?

次に、そんな移動平均線を活用するメリット、デメリットについて詳しく解説していきます。

 

メリット

移動平均線のメリットは、先程も上げたようにトレンドを把握しやすいという事です。

トレンドを把握できれば、FXの全体像を読み取ることが可能になり、今後の値動きを予測しやすくなるのです。

 

また、移動平均線というのは、終値平均を確認できるだけではなく、

・サポートライン
・レジスタンスライン

として活用することもできます。

そのため、どこでエントリーすればいいのかを判断しやすくなるのです。

 

デメリット

ただし、移動平均線というのは、平均を出すための指標ですので、すぐにチャートに反映されないことがあります。

そのため、瞬時にトレンドを把握して、誰よりも早くエントリーをしたいという場合は、移動平均線だけではなく様々な指標をバランスよく分析していくことが大切です。

 

移動平均線の使い方は?

最後に、移動平均線の具体的な使い方について、詳しく解説していきます。

ラインを引くときに使う

先ほども解説しましたが、移動平均線というのは平均値を確認するだけではなく、様々なラインとして活用することができます。

例えば、移動平均線をレジスタンスラインとして設定し、ローソク足が移動平均線にタッチしたところで「売り」でポジションを持つというような方法です。

また、移動平均線をサポートラインとして設定して、ローソク足が移動平均線にタッチしたら「買い」でポジションを持つというように活用することもできます。

 

転換を狙う時に使う

チャートが移動平均線をブレイクすると、トレンド転換の可能性が高いです。

そのため、このタイミングを狙って逆張りエントリーをするという方法も有効です。

ただし、この場合は比較的綺麗なトレンドが形成されていることが前提条件となりますので、移動平均線をブレイクしたからと言って、必ずしもトレンドが転換するとは限りません。

 

まとめ

移動平均線というのは、特定の期間の終値平均を示した指標です。

この移動平均線というのは、かなり人気且つ定番の指標となっていますので、これからFXを始める人は絶対に覚えておくべきです。

また、移動平均線にもいくつかの種類があり、それぞれの役割を理解して、必要な時に必要な移動平均線を分析できるようになれば、より勝率を高めることができるようになるでしょう。

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