物価がどんどん下がり、お金の価値が下がっている現代では、投資への注目度が高まっています。
とはいえ、投資で幸せを手に入れた人がいる一方、地獄の底に突き落とされてしまった人もたくさんいるのです。
それくらい投資は奥が深く、難しいマネーゲームと言えます。
また、投資には向き不向きがあり、今の時点で投資に向いていない人は、まず投資に対する考え方から見直していかないと、いざ投資を始めても失敗で終わってしまうでしょう。
そこでこの記事では、投資に向いている人と向いていない人の特徴を解説し、最後に投資に向いている人になる方法についても触れていきます。
Contents
投資に向いている人の特徴とは?
では早速、投資に向いている人の特徴について、詳しく見ていきましょう。
几帳面な性格
几帳面な性格の人は、投資に向いていると言えます。
というのも、投資は数字が命になりますので、細かく資金管理をしたり、データを分析したりする必要があるのです。
几帳面な性格の人は、このような管理をぬかりなく行うことができますし、根拠に基づいて投資を行うことができます。
また、細かいことにも気づきやすいため、小さなミスを見逃さず、すぐに軌道修正していくことが可能になるのです。
リスクを取れるアグレッシブさを持っている
投資というのは、小さく負けて大きく勝つことが大原則となっています。
一度も負けずに勝ち続けるというのはかなり難易度が高く、プロの投資家でも負けを経験しています。
ただ、ここぞという場面でリスクを取り、アグレッシブに張ることができないと、大きな利益を得ることは難しいです。
特に投資初心者は、損することをものすごく嫌いますので、本来なら大きく勝負するところでも小さく張ってしまい、結局少額の利益しか取れなくなってしまうのです。
好奇心が旺盛
好奇心が旺盛な人も、投資に向いていると言えます。
投資で勝つためには、様々な情報に目を向けて、自ら情報収集をしていかなければなりません。
好奇心が旺盛の人は、自分が知らない分野でも積極的に足を踏み入れてリサーチをするため、勝てる投資材料を見つけやすくなるのです。
ギャンブルが嫌い
投資で安定した利益を上げている人は、意外にもギャンブルが嫌いです。
というよりも、自分でリスクをコントロールできないこと自体が嫌いなのです。
投資とギャンブルは同じものだと考えられやすいのですが、ギャンブルというのは自分でリスクをコントロールできないことが多いです。
例えば、パチンコは店が設定や区議の調整を行いますし、競馬は馬やジョッキーによって結果が変わってきたりします。
しかし、投資の場合は自分自身の資金管理や情報収集、売買タイミングなどによってリスクをコントロールすることが可能なのです。
そのため、ギャンブルが嫌いでお金に対してシビアな人ほど投資に向いていると言えます。
長期視点で考えられる
投資というのは、短期間で大きな利益を掴むことも可能です。
ただ、短期の利益を負うよりも、長期的な目線を持てる人の方が利益を出しやすいと言えるのです。
中には、
「今日は〇万円利益を上げよう」
「一年で月収100万円を達成しよう」
と考えてしまう人もいるのですが、このような考え方で投資を行うと、それはもはやギャンブルになってしまいます。
そうではなく、1年後、5年後、10年後というように長期で物事を見ていかないと、中々安定した利益を上げることが難しくなってしまうのです。
投資に向いていない人の特徴とは?
次に、投資に向いていない人の特徴について、詳しく解説していきます。
一攫千金を狙いたがる
まずは一攫千金を狙いたがる人です。
例えば、
「FXで一発当てよう」
「仮想通貨で億り人になりたい」
というように、短期間で大金持ちになろうとする人が投資を始めると、一瞬にして奈落の底に突き落とされることになるでしょう。
先ほども解説したように、投資はギャンブルではありませんから、堅実に考えられる人でないと、コンスタントに利益を上げることが難しくなってしまうのです。
何も考えずに行動しがち
投資家と聞くと、
「一日中モニターの前に座ったパソコンをいじっている」
というイメージを持つ人もいると思いますが、利益を上げている投資家というのは常に様々なことを考えています。
逆に何も考えずに投資をしてしまうと、運任せになってしまうため、結果的に負けが膨らんでしまうのです。
お金に余裕がない
投資というのは、少額から始めることができますが、数千円や数万円単位で始めたとしても、まとまった利益を得ることができません。
どれだけ高い投資スキルを持っていたとしても、資金が10万円しかなかったら、お小遣い程度の利益しか得られなくなってしまうのです。
このようなことから、投資でしっかりと利益を上げるためにはまとまった資金が必要だと言えますので、資金をそこまで捻出できないという人は、コツコツ資金を貯めるか、少額の利益を積み重ねて大きな資本を作り上げていくことが大切です。
他人に流されやすい
投資というのは、人が売った時に買うべきですし、人が買った時に売るべきです。
つまり、人と違う行動をすることができれば、効率的に利益を得やすくなるのです。
ただ、人と違う行動をするというのは決して簡単ではなく、多くの人が、
「みんなと一緒の行動をしたい」
と思っています。
これは投資家として有名な与沢翼さんも言っていることですが、投資の世界においては、
「人のいく、裏に道あり花の山」
という考え方がかなり重要になりますので、他人に流されやすい人はあまり向いていないと言えるのです。
投資に向いている人になるには?
では、投資に向いている人になるためには、一体どのような努力が必要になるのでしょうか。
投資の勉強をする
まずは投資の勉強をすることが大切です。
何度も言っているように、投資はギャンブルではありませんから、正しい知識を身に着けて、慎重かつ大胆に行動していればしっかりと利益を出すことができます。
つまり、どの投資家にも平等にチャンスが与えられているのです。
ただ、そのチャンスをものにできるかどうかというのは、その人の知識量や経験にかかっています。
目の前に現れたチャンスをものにするためにも、普段からコツコツと勉強しておくことをおすすめします。
(投資 勉強の記事の内部リンク推奨)
少額で投資に慣れる
投資で勝てる人になるためには、少額で投資を始めてみることがおすすめです。
初心者が投資デビューをした直後というのは、ほとんどの確率で損失を出し、洗礼を受けることになるでしょう。
その時に、少額であればダメージを軽減することができますし、実際の失敗から学ぶことも可能になります。
ただ、どうしても失敗したくない、リスクを負いたくないという場合は、FXの自動売買を使ってみると良いでしょう。
自動売買を使うことで、AIやプロの投資家が自動で売買を行ってくれるようになりますので、そのトレード内容を見て勉強していくことが可能になるのです。
まとめ
投資を始めたいと思っている人はたくさんいると思いますが、そのような人は、
「自分は投資に向いている性格なのだろうか」
ということをまず考えるべきです。
この記事で解説した「投資に向いていない人の特徴」に1つでも当てはまってしまった場合、まだ投資に挑戦するフェーズではありませんので、自動売買を取り入れたり、様々な媒体を使って勉強したりして、知識を積み上げていくことをおすすめします。