チャート分析で必要不可欠になるインジケーター。
あなたはどのインジケーターを活用してトレードをしていますか?
もしかしたら、
「どれを使えばいいかわからない」
と悩んでしまっている人もいるのではないでしょうか。
それもそのはず、インジケーターには大きく分けると2つの種類があり、それぞれで分析対象が異なるのです。
そこでこの記事では、インジケーターの種類とそれぞれのインジケーターの使い方について詳しく解説していきます。
Contents
FXインジケーターには2種類ある?
インジケーターには、
・トレンド系
・オシレーター系
の2種類があります。
トレンド系というのは、その名の通りトレンドを予測するために使われることが多いインジケーターです。
一方、オシレーター系というのは、売られすぎ、買われすぎを予測するために使われることが多いです。
どちらもチャート分析には必要不可欠のチャートと言えますので、これからFXで利益を上げたいと思っているのであれば、それぞれのインジケーターについての知識を深め、正しく活用できるようにする必要があります。
トレンド系インジケーターでおすすめはどれ?
では、トレンド系インジケーターでおすすめなのは一体どれなのでしょうか。
初心者におすすめのインジケーターを3つ紹介していきます。
一目均衡表
まずは一目均衡表です。
これは、
・転換線
・基準線
・先行スパンA
・先行スパンB
・遅行スパン
で形成されています。
また、この一目均衡表は、それぞれの線で分析をする事もできるのですが、雲によって判断する方法もあります。
具体的には、雲が厚くなっている程トレンドが強いと判断することができます。
また、ローソク足が雲を突き抜けるとトレンドが転換する可能性が高いため、トレードに必要な情報を集めることができるのです。
移動平均線
続いては移動平均線です。
これはFXの基本中の基本となるインジケーターで、移動平均線が使えない場合は、FXで勝つことが難しくなってしまうと言えるのです。
移動平均線を活用することで、
・ゴールデンクロス→短期線が中期線を突き抜ける→「買いサイン」
・デッドクロス→中期線を短期線が突き抜ける→「売りサイン」
を見つけられるようになります。
ボリンジャーバンド
そして、ボリンジャーバンドというインジケーターも大切になります。
これは、
・移動平均線
・標準偏差
で構成されています。
移動平均線を中心に、上下に1シグマ、2シグマ、3シグマの線が3本ずつ伸びている形が一般的です。
これの標準偏差というのは、
「そのバンド内に収まる確率」
を示していて、
・1シグマ内で収まる確率→68.26%
・2シグマ内で収まる確率→95.44%
・3シグマ内で収まる確率→99.74%
となっています。
このインジケーターを活用できるようになると、チャートの動きが手に取るようにわかるようになりますので、利益を出しやすくなるのです。
オシレーター系インジケーターでおすすめはどれ?
次は、オシレーター系のインジケーターでおすすめはどれなのかということについて、詳しく解説していきます。
ストキャスティクス
まずは、ストキャスティクスです。
このインジケーターでは、
・%SD→買われすぎ
・%D→売られすぎ
を判断することができます。
具体的には、%SDが80を過ぎると買われすぎのサインとなり、%Dが20を切ると売られすぎのサインとなります。
マックディー
続いては、マックディーです。
これは、相場の勢いを分析できるインジケーターになり、
・マックディーライン
・シグナルライン
上記2つを比較しながらトレードに活かしていきます。
具体的には、マックディーラインがシグナルラインを上に突き抜けた場合は買いサインとなり、マックディーラインがシグナルラインを下に突き抜けた場合は売りのサインとなります。
RSI
最後は、RSIです。
これは、オシレーター系のインジケーターでは代表的なものとなり、サブチャート内に、
・売られすぎなのか
・買われすぎなのか
を示すチャートが表示されます。
具体的には、
・RSIが30%以下で反転→買いサイン
・RSIが70%以上で反転→売りサイン
となります。
ただし、このインジケーターはトレンドが発生している時でないと効果を発揮しないことが多いです。
そのため、トレンドが発生していることをしっかりと確認してからRSIを使って分析、トレードをしていくことがおすすめです。
まとめ
FX関連のインジケーターには、大きく分けると2つの種類があります。
それは、
・トレンド系
・オシレーター系
です。
また、それぞれのインジケーターの中にも、更に種類があるのです。
そのため、初心者はどれを使えばいいのか、どうやって使えばいいのかわからなくなってしまうでしょう。
そのような人は、是非今回紹介したことを頭に入れながら、それぞれのインジケーターを使ってチャート分析をしてみることがおすすめです。
更に、トレンド系、オシレーター系のインジケーターというのは、併用することが大切です。
そのため、どちらか1つのインジケーターを使ってトレードをするのではなく、それぞれのインジケーターを同時に確認しながら、根拠を持ったトレードをしていくようにしましょう。