副業というのは、以前まで「怪しい」「詐欺」というようなマイナスのイメージが持たれていましたが、ここ数年で一気に知名度が上がり、挑戦する人も急増しました。
ただ、周りが副業に挑戦し始めると、
「自分もやらなきゃいけないのかな?」
という不安や焦りに駆られますよね。
そこでこの記事では、今の時代副業は当たり前なのか、今から副業を始めないとどうなってしまうのかということについて、詳しく解説していきます。
Contents
副業に挑戦する人が増えている理由は?
まずは、副業に挑戦する人が年々増加している理由について、詳しく見ていきましょう。
景気の悪化
最も代表的なのは、景気の悪化です。
コロナウイルスがまん延したことにより、企業が大ダメージを食らい、倒産する会社が相次いでいます。
こう聞くと勘違いしてしまう人も多いのですが、日本の景気というのはコロナがまん延する前からかなり悪く、コロナで更に悪化したというイメージが正しいです。
つまり、
「コロナが流行っているから景気が悪いだけで、終息すればまた戻るでしょ」
という考えは間違っているということです。
景気の回復に期待して、ずっと会社員を続けていると、ある日突然リストラされてしまったり、会社が倒産したりして露頭に迷ってしまうことがあるため注意しましょう。
働き方改革
次は、働き方改革です。
2019年に働き方改革が行われ、副業が解禁されました。
全ての会社が副業を許可したわけではないのですが、大企業を含めた多数の会社が副業を認めたのです。
これによって、堂々と副業ができるようになったため、いろいろな副業に挑戦してお小遣いを稼ごうとする人が増えたというわけです。
今から副業を始めないとどうなる?
まだ副業を始めていないという人は、今すぐにでも挑戦できそうな副業を探して初めて見ることがおすすめです。
では、仮に副業を始めず、今まで通り会社員としての給料だけで生活をしていると、一体どのような状態になってしまうのでしょうか。
会社が潰れると路頭に迷う
会社に入れば安心だと考えている人もいますが、それは今から何十年も前の話です。
今は会社に入ったとしても、
・リストラ
・倒産
のリスクが常に付きまといますので、いきなりリストラや倒産に巻き込まれてしまうと、路頭に迷ってしまうことになるのです。
若いうちであればスムーズに転職ができるかもしれませんが、40代以上の場合は会社が倒産したからと言ってスムーズに転職できないケースもあります。
このようなトラブルに備えて、できるだけ早く副業を開始することが大切なのです。
将来の蓄えができない
会社員として働いている人の多くが、給料についての悩みを抱えています。
役員クラスになると、1000万円以上の年収を叩き出すことも可能なのですが、会社員として数十万円程度の給料をもらい続けていると、最低限の生活はできても将来のたくわえをすることができません。
記憶に新しいかもしれませんが、最近「年金2000万円問題」が浮上しましたよね?このようなことから、副業を初めて少しずつ将来のための蓄えをしておくことが大切なのです。
いつまでもカツカツの状態で生活する羽目になる
給料だけで生活をする場合、自分のお小遣いがかなり少なくなることもあります。
家族がいる人の中には、月に2万円から3万円前後のお小遣いでやりくりしている人もたくさんいるのです。
これが当たり前だと思っている人も多いですが、できれば自分の趣味ややりたい事にお金を使いたいですよね?
そのためには、副業を初めて自分だけのお小遣いを稼ぎ出す必要があるのです。
副業を始める時に意識すべきことは?
次に、副業を始める時に注意すべきことについて、詳しく解説していきます。
スキルが身に着くか?
副業を始める時に、
「何でもいいから適当に始めてみよう」
と思っている人もいるでしょう。
しかし、このような考えで挑戦する副業を選ぶのはおすすめしません。
なぜなら、スキルが身につかないことがあるからです。
例えば、
・誰でもできる単純作業
・マニュアルを覚えれば目をつぶってでもできる簡単な副業
このような副業は、誰でも簡単にできるというメリットがあるのですが、単価が低くなりがちですし、変えが利く存在になってしまいます。
逆にスキルが身につく副業に挑戦することができれば、高い単価で案件を受注することも可能になりますし、将来的にそのスキルを活かして商売をすることも可能になるのです。
このようなことから、安定した利益を稼ぎ出し、尚且つ長く続けていきたいと考えていきたいと思っているのであれば、多少スキルや知識が必要な副業に挑戦してみることをおすすめします。
資産になるか?
次は、資産になるかどうかです。
副業には、
・労働型
・資産型
の二種類があります。
労働型の代表例は、アルバイトやパートです。
アルバイトやパートは、出勤さえしていればお金を稼ぐことができますが、自分の時間を切り売りしないと報酬を得ることができず、体調を崩したり、ケガをしたりすると報酬が一気に少なくなってしまうのです。
自分が働いていなくても収益を生み出してくれる資産型の副業に挑戦することで、収益を発生させるまでは大変ですが、一度仕組みを作れてしまうと後は労働していない時間にも収益が発生するようになるため、効率的に稼いでいくことができるのです。
資産型の副業の代表例は、
・投資
・アフィリエイト
などです。
これらの副業を見て、
「自分には無理だ」
と決めつけてしまう人もいますが、全くそんなことはありません。
正しい知識とスキルを身に着けて、コツコツと努力することができれば、安定して高収入を得られる可能性が高まるのです。
将来性はあるか?
最後は、将来性です。
副業はビジネスの一環ですので、流行り廃りがあります。
将来性のある副業を選んでおかなければ、時代の流れが変わってしまった時に全く利益が出なくなってしまうのです。
例えば、誰でも簡単にできる副業は、そのうちAIや機械に取られてしまう可能性が高くなります。
このようなことから、
「これから伸びてくる業界はどれなのか?」
ということをしっかりと考えながら、挑戦する副業を探すことが大切です。
今すぐに始められる副業ってどれ?
これから副業を始める場合は、
・スキルが身につくか
・視線性があるか
・将来性があるか
ということを考えて選んでいかなければなりません。
とはいえ、これまで副業に挑戦してこなかった人は、
「どれを選べばいいかわからない!」
となってしまいがちですよね。
そのような人には、FXの自動売買がおすすめです。
FXの自動売買というのは、ロジックに従って自動でエントリーや決済、損切を行ってくれますので、知識がない初心者でも稼ぎやすいといえるのです。
こう聞くと、
「自動売買を初めてもスキルが身につかないでしょ?」
と思う人がいるかもしれません。
しかし、自動売買を行いながら実際のチャートを見て、
「どこで決済しているのか?」
「どこでポジションを持っているのか?」
「損切はどのタイミングで行っているのか?」
ということを学習することで、FXの知識やスキルを身に着けることができ、裁量トレード(自分で行うトレードのこと)のレベル上げることが可能になるのです。
まとめ
景気が悪くなり、老後の心配が増えた今、副業を始める人が非常に増えています。
今後は、更に副業を始める人が増え、副業をしていないことの方が珍しいと言われる時代が来るかもしれません。
今から副業を始めておかないと、万が一リストラや倒産などに巻き込まれてしまった時に路頭に迷うことになります。
また、今は困らなくても、定年退職をしてから金銭的な問題に悩まされることもあるのです。
そのため、まだ副業を始めていないという人は、今回紹介したことを参考にしながらい、自分に合った副業を探し、思い切って挑戦してみることをおすすめします。